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1979
年のクリスティアン・ツィメルマンの演奏で
ショパンのピアノ協奏曲 第2番 ヘ短調 作品21
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 作品22
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮ロサンゼルス・フィルと協演。
19791114日にロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムで収録。

クリスティアン・ツィメルマンの最初の頃の録音だが、若いときの演奏も素晴らしい。ピアノの音色の美しさ、内面的なところでの力強さを感じさせる音楽。まだまだ新人、若手の扱いであったろうけれど、圧倒的である。そのようにすべてが揃って、何ひとつ不満は存在しないのに、しかしどこかで、堅さか?力みか?窮屈な印象があるのは、やはりそこが若さなのか。完璧な演奏というのは、同時に完璧ならでは堅苦しさみたいなものが付きまとう。それは仕方ないことなのであろう。勢いで突き進み、より感興豊かなものを期待できるライブの方がよかったのかも。
201296日記述)

DG 4636622(廃盤)
再発売盤
DG 4795877
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Andante spianato and Grande Polonaise
DG 4630482(廃盤)
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原盤
DG 4159702(廃盤)
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国内盤
DG UCCS-50132
国内盤
DG UCCG-4888

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