ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ベルリン・フィルで
ブラームスの交響曲全集を収録順に聞いてきた。
交響曲
第3番 ヘ長調 作品90
交響曲
第4番 ホ短調 作品98
1988年10月にベルリンのフィルハーモニーで収録。
カラヤン最晩年の録音だが、翌年の7月に亡くなって、そういえば、この2曲の交響曲って、追悼盤として、死後に発売されたような記憶がある。いま思いだした。しかしカラヤンの気合いが凄まじくて、集中力も充実、やはり感動的だ。カラヤンのブラームスは最高である。でも何となくだが、録音があまりよい印象ではなくて、渋めの音色でいかにも重厚なのだけど、その要因は、録音の出来によるものなのではないかと。流麗であり、テンポ設定も速めに勢いがあるので、実際の音は、もっと艶やかに高音にも色があったのではないかと。しかし本当に素晴らしくて、深く引き込まれてしまう。
(2018年5月2日記述)
交響曲全集
DG 4779761
原盤(第3番)
DG 4274962(廃盤)
原盤(第4番)
DG 4274972(廃盤)
国内盤(第3番)
DG UCCG-90730
DG UCCG-51008
国内盤(第4番)
DG UCCG-90731
DG UCCG-4739
購入はこちらよりよろしくお願いします。
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